森のゆうえんち便り



からのメッセージ


子どもたちが健やかに育ってゆくための よい環境づくりを応援したいと思います。
おもちゃは発達をうながす道具として とても大切なものです。 ”遊んで楽しいおもちゃ” ”工夫できるおもちゃ” ”子どものペースであそべるおもちゃ” ”大人も大好きになるおもちゃ”を しっかり選んであげてください。
また、子どもは命令されたり指示されたりが苦手。 特に幼児期は好奇心のかたまりで○○博士になる素質を 持っています。その子どもたちが力いっぱい考えたり 作ったりできる空間を提供していきたい。 子ども家具はそんな遊び心のいっぱい詰まった家具です。


2007.1.18

 子どもが大人になるまでには、たくさんの手仕事をします。1番手仕事をする時期(自分で考えて取り組めるころ)4歳~12歳頃になるでしょうか。 この時期、子どもが何か考えて、何か作ってみたいと思ったとき、作るのに 必要な道具がそろえてあったらいいですね。子どもがいつでも取れるように、子どもと相談して場所を決めましょう。
絵を描いたり、ぬりえしたり、手芸(編物、人形つくりなど)、工作したりできるように、道具箱を用意しましょう。 例えば、はさみ、のり、木工用ボンド、さし、ホッチキス、セロハンテープ、 マジック、色鉛筆、くぎ、とんかち、木ねじ、ねじまわし、のこぎりなど。、
素材として、空箱、画用紙、木片、ペットボトル、ダンボールなど準備から片づけまで、自分でできるようになると、子どもにも自信ができてきます。
時には、子どもと一緒に、楽しい工作してみてくださいね。
   


2006.12.1

今年も年末になりました。師走、、師(大人)が走らなければならないほど、忙しく なるのでしょうか? 子どもたちは、親の忙しさに関係なく、いっぱい遊んでもらいたいのでしょうね。
この1年、子どもとどんな遊びを共有できたか?どんな遊びを提供できたのか? 振り返ってみて下さいね。
積み木あそびしましたか?ごっこ遊びに参加しましたか?ボードゲームやカードゲームをいっしょにやりましたか?子どものいろんな要求に心を寄せてきましたか?
今、お家にあるおもちゃ、親も気に入って買ったものですか?
そのおもちゃ、子どもが成長して遊ばなくなっても、大人が使ったり飾ったり してみたり、孫のために大切に置いとけそうですか?
おもちゃを選ぶ時、やっぱり、すてき!と思えるおもちゃを選んであげてくださいね。 一時しのぎのおもちゃであれば、手作りしてあげてください。親がつくってくれたおもちゃ は、見た目が良くなくても、子どもたちは大切にしてくれます。子どもの心の成長は、 親が(大人)一生懸命作ってくれる態度を見てはぐくまれるのですね。 おもちゃは、心に響くから、価値ある道具であり、子どもの成長には欠かせないのですよ。おもちゃ選びに大人も真剣になると、おもちゃが文化として伝承されていくと 思います。
   


2006.9.4

 おもちゃを選ぶ時、何を考えて選びますか?
その場しのぎのおもちゃ(ご機嫌取りのための)なら、安くてよい、となります。子どもが、ぐずってる、満足していないのにはそれなりの理由があります。 今、その子が何を要求しているのか、子どもの目線で考えてあげることが大切ですよね。子どもがくりかえしおもちゃと遊び、成長する過程で、成し遂げる作業 が、人間として成長する過程で、どれだけ大切なのか!よく考えて選んであげ ましょう。
生み出された命を大切に育てていくには、大人社会が模範になれるよう手を取り合って行かなくては、良い子育ちの支援はできません。お友だちの家や、子育て支援センターなどに、いいおもちゃがあるのなら その場に行って、お友だちといっしょに遊びましょう! もし、同じおもちゃがあったとしても、『ああこんなふうにしても遊べるんだ』という新しい発見もあります。お家以外で遊ぶことで、親も家事を気にすることなく、ゆとりをもって遊んであげられます。
おもちゃを選ぶ時は、子どもの気持ちにどれだけ寄り添えているかが、問わ れるときですね。また、ご相談ください。

2006.5.13

 みなさん、食品添加物、ご存知ですか?
厚生労働大臣が指定するもので、指定添加物357品目、既存添加物(天然物)450品目 あります。規制されてないもので、天然香料約600品目、一般飲食物添加物約100品目 あります。最近、チーズの保存料として、初めて抗生物質が食品添加物に認められたそうです。 
 厚生大臣が指定してるからと言って、安全性が保障されているわけではないと思います。 ひとつひとつの添加物(化学物質)の動物(ラット)実験はしてるといっても、何種類もの添加物をたべてる動物を実験してるわけではありません。まして、高等動物の人間にどれだけの影響を及ぼすものなのか、まったく未知の分野なのですね。商店には添加物のない食材をみつけることすら難しくなっています。少し知識のある大人は購入の時、裏の表示を見て買いますが、子どもたちは、見かけのきれいさ、おいしそう!に心が動きます。昔のように、安心できる小売店が身近にあれば、おつかいも安心して頼めますが、コンビニ大流行の現代、安全な食べ物をみつけるのはとても難しくなったと思います。
 添加物商社の元社員、安部司氏は各地で添加物について講演されてるようです。高知にもいらしたようで、高知新聞にも掲載されてました。5月12、13日。 講演の中心は実験だそうです。たくさんの薬のビン、実は、添加物入りのビン。 この並べたたくさんの添加物を調合すると、野菜スープ、ビーフコンソメ、コーヒーフレッシュ、 ノンオイルドレッシング、ふりかけなどなどとても簡単にできるそうです。
  安部さんが20数年前会社をやめたのは、娘の誕生日、子どもたちが特売用ミートボールを 競い合って食べてたのを見たからだそうです。なんとそのミートボール、安部さんが作った ヒット商品で、ペットフードしかならないクズ肉を20種類以上の添加物で固めたものだったのです。
  特に発達、成長途中の子どもたちには、安全な食べ物を選んであげてください。添加物で 化粧直しをして、店頭に並ぶものに、商品購入の際、裏返して内容をよくみてくださいね。 パンは、粉・塩・発酵のための菌があればできます。乳化剤は品質を滑らかにするため。 グリシンは日持ち向上のため。PH調整剤は、色の保持と保存性の向上のため。 酸化防止剤・ビタミンCは、酸化防止と変色を防止するため。
  昔はなかった化学合成による添加物。昔はなかった(医学の進歩もあるだろうけど)成人病、ガンや糖尿病、アトピー性皮膚炎など。今は大衆の疾患としてあふれてます。
 子育ては、継続が大切です。太らすことが大切な子育てではありません。いかに、骨や筋肉や内臓をしっかり育てるかが大切です。そのために、おかあさん、おとうさんも学習して良い食べ物を、子どもの将来のために与えてあげてくださいね。 その方法として、
  できるだけ、素材を買ってください。
  できるだけ、手作りしてあげてください。
  できるだけ、作ることに気合をいれてください。
  できるだけ、こどもといっしょに楽しく料理してください。
  できるなら、学習しましょう!
子どもは、食事を待つことができます。楽しみにして待つことはとても大切なことです。いつでも、お金さえあれば、手軽に 買えて、食べれると言う方がおかしいと思います。
 安部さんが昨年秋に本出版されました。『食品の裏側』 東洋経済新報社 25万部を越すヒット。
付け加えて、、、      
 国は、安くて、手軽にできる商品ばかりを、大企業にいっぱい作らせて、企業を もうけさせて、その付けは、国民が体を壊し、多くの医療費を使うことにより、 国保や健保が大変だと騒ぎ、国がまかなえないと責任を、罪のないだまされた 被害者の国民に払えとばかり、保険料の値上げをする。
 みなさん、どうおもわれますか?日本の未来をもっと真剣に考えてもらいたいと 思っています。

2006.2.28

『子どもの睡眠について』
  2月22日、睡眠医療センターの川田誠一先生の講演を聴く機会がありました。
小学生低学年では、午後9時~午前7時までの10時間の睡眠が、とても大切だと繰り返しおっしゃってました。もちろん、幼児期からのねむりの大切さは当然のことですよね。とても大切な成長ホルモンは、寝入り始めの3時間くらいにたくさん出るそうです。睡眠の前半でないとこの大切なホルモンは出ないそうです。 お母さん、お父さん。寝入ってからの環境(蛍光灯つけない。TV、話し声はできるだけ小さくする。など) そして、朝は必ず、朝日を浴びて、脳を活性化させ、午前中はごろ~んと、横にならないようにしましょう!
 大人の都合で、子どもを、夜、コンビニやデパートに連れて行き、ショッピングにつき合わすのは、大人の自己満足で、子どもには迷惑なだけです。子どもさんが良い睡眠をとれるような環境を、ぜひ作ってあげてください。
なかなか時間どうりにはいきませんが、夕食後や入浴後は親子でゆったり絵本見たり、わらべ歌うたったりして、静かに過ごすことにより、子どもはそれに慣れてきて、安心して眠れるようになります。  


2006.1.28

  2歳までは、、、、テレビ、ビデオなど、スイッチオンで画像の現れる電気機器での子育ては、しないようにお願いします。あかちゃんは、10ヶ月も羊水の中で遊んでいたのです。ゆったりとした時間の中で、お母さんになるであろう人の声と動きを、肌(皮膚)で感じて成長してきました。 やっと、人間社会に生まれてきたと思ったら、家庭の機会音、電子音にびっくり! 本当は、声を出したいけれど、泣くことしかできません。羊水の中で聞こえてたのはこんな音だっだのかな?と思ってしまいます。やはり、おかあさんやお父さんの声でお話してあげたいですよね。オムツを替えるとき、母乳をあげるとき、必ず声かけしてあかちゃんが安心して、心も体もお母さんにゆだねられるような環境をつくってあげてください。安心できないと、オムツ替えられても、母乳飲んでも、くずりたくなりますよね。3歳さんになって、親子で仲良く遊び、楽しくコミュニケーションできるようになるために、0才~3歳 までの子育ちは、とても大切です。この機会に、クラシックやオルゴールの音色に耳を傾けるのもいいかもしれません。


 

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